ワンコが脳腫瘍?

るりはり

2009年12月06日 22:28

ちょっと前の話になります。

11月15日の朝方にうちのワンコが吐いて吐いて
朝一で獣医さんに駆け込んで
診ていただいたところ レントゲンを撮ったら
脳に何か写っている
症状は既に脳に障害があるときに症状 ということで
重篤な状態に陥りました。

ワンコの眼はがががーーーっと動き、
頭は後ろにのけぞり、前足はつっぱり
からだも硬直し、
起きあがることもできず、寝返りもうてず
ずっと「ひーんひーん」と泣きっぱなし。

獣医さんのところに一晩入院して、翌日行った時
下半身は麻痺し、左目の瞳孔は開いてしまっている状態でした。
獣医さんからは「自分もつきっきりではいれないし、このまま
一人で死んでしまうこともあり得る。だったら家に帰って家族の見守る中で」
ということを言われた。

私はそこでは泣き声をあげることもできず
ワンコを抱っこして、車の中で
「大好きだったお散歩だよ!」と窓を開けてワンワン泣きました。

ワンコはその間もずっとひーんひーん泣いていました。

考えられる原因は「脳腫瘍」か「脳血栓」ということでした。

でもレントゲンでは正確な原因は特定できず
本来ならばCTスキャンをしてキチンと原因を特定し、それから
治療をすべき、とブログ仲間からアドバイスされ
近くのCT設備を持つ獣医さんを捜したところ
村井にありました。

獣医さんを変え、そこにいったところ
即 翌日にCT検査を行ってくれ、
そのまま入院ということになりました。

結局、CT検査でも原因は特定できませんでした。
これ以上調べようとすると東京の大学病院へ行き
MRI検査をしなくてはなのですが、
もしかしたら3週間ほど治療を行い
快復する可能性もあるということで、
私たちはそっちに賭けることにしました。

ダメならば3週間後にMRI検査をすればいい、と。

しかし、ワンコは奇跡的な回復力を見せ、
2週間後退院できるまでになったのです。

本当に奇跡です!!!!

院長先生曰く
「もし脳腫瘍や脳血栓ならばこんなに快復はせず、だんだん弱ってゆくよ」
ということで、たぶんですがそれらの病気ではなかったようです。

今、毎日注射に通っています。

脳が原因なのは間違いないので、
脳を活性化する薬を注射し、投薬しての治療です。

しかし、2週間の入院の間朝夕毎日面会に行きました。
ワンコは徐々に意識レベルも上げって来るのがわかりました。
最初は起きあがることもできなかったのですが、
次の日には抱っこができ、
次の日には私の顔をなめ、
次の日には尻尾を振り と
どんどん良くなっていったのです。

そして、先週の土曜日に退院できました。
今は家にいます。

元には戻ってはいません。
下半身が麻痺していたので、足は弱ってしまって
以前は軽々とジャンプして乗っていた椅子に上がることはできません。
でも、前のように人が来るとワンワン吠えることができるようになりました。

注射は直径が4cmもある太い注射を2本と細い注射を1本
を毎回します。
相当痛いし、怖いはずです。
でも、ワンコは我慢して絶えています。

こんなに早く退院できたのもワンコの「生きたい」
「早く家に帰りたい」という気力、執念のたまものと思っています。

やはり病は気から です。
ワンコに教えられます。

でも、完全に治ったわけではなく、また発作が起きる可能性はあります。
実際 怖いです。
いつまた発作がおきるのか・・・・

でも、一所懸命に頑張っているワンコを
私たちは見守るしかできません。
何かあったら獣医さんにかつぎ込むしかできません。

可愛い可愛いワンコ=あんじゅのために。

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